国産にこだわる理由

縫製工場

国産Tシャツ

アンデトローゼは、日本製Tシャツを使用しています。
デザイナーのマスダレオが国産Tシャツプロジェクトを発足し、
生地選びや首もとの調整やシルエット、サイジングなど0から開発しています。

Tシャツシルエット
undetroze_Tシャツのシルエット

この洋服はどこでつくられているのか

洋服は、品質表示のタグに「日本製」と一言だけで表されていますが、同じ「日本製」でも色々あります。
品質表示がMADE IN JAPANになっている洋服でも、
確かに日本の工場でつくられていても、そのほとんどは、従業員が途上国出身の外国人達によってつくられているのだそうです。
Tシャツにしても、「最後にプリントした場所が日本だから」とか、「ブランドタグを縫った場所が日本だから」という理由から、
海外製を無理矢理日本製にしているところも少なからずいらっしゃるようです。
アンデトローゼのTシャツは、紡績、裁断、縫製、検品、仕上げ、印刷まで一貫して日本でつくられています。
製造元は、久米繊維工業株式会社です。
久米繊維さんは、1935年創業の国産Tシャツ専門製造メーカーで、国産Tシャツのトップシェアを誇ります。
初めて日本でTシャツをつくったパイオニアでもあります。
国内に縫製工場を持ち、従業員は全員日本人で、技術、品質、信頼は当たり前ですがトップクラスです。
下記の動画は久米繊維さんの縫製工場で撮影したものです。私も同行しました。
このようにアンデトローゼで使っているTシャツは、正真正銘日本の工場で、日本人の熟練された職人によってつくられています。

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国産にした理由

undetroze.comで「アンデトローゼの活動は、日常にアートと人間のアイデンティティを紛れ込ませる手段」と書いてあるように、
単なる商品としてではなく「Tシャツというキャンバスにアートをのせた作品」という考え方からつくっています。
キャンバスを実用品のTシャツに置き換える事で、アートをより身近に感じてもらいたい。
Tシャツボディを国産にした理由は、キャンバスは心置きなく「一刷入魂」できる最高品質でありたいので、
世界が誇る技術の日本でつくりたいという考えがひとつあります。

遠くの機械より身近な人間

また、アンデトローゼはファストファッションブランドのアンチテーゼでありたいという考えから、
ファストファッションブランドが低価格で提供できる理由の「海外生産・大量生産」のカウンターとして
「国内生産・一点物」であるべきと考えている事も国産にした理由のもうひとつです。

国産に固執する理由

正直なことを申し上げると、Tシャツボディを国産に移行して原価が跳ね上がりました。
それでも国産から海外産への変更はするつもりはありません。国産に固執していきたいと考えています。
固執するのには2011年3月11日におきた東日本大震災が少なからず理由にあります。
あの大震災は今までの人生にない衝撃がありました。

地震の直後は事態が把握できず、テレビで津波や火災の映像をみるだけで何もできませんでした。
交通網も電波もとまり、その時の自分に出来ることは募金くらい。 これほどまでに自分が無力に感じた事はありませんでした。
衣服、食糧、住居があるのが当然で、生活のために最低限必要な衣食住がこの日本でなくなるなんて事は
絶対にありえないと考えていた、これまでの規定概念が崩れ去りました。
当時、東京から東北のあの距離でさえ行けなかったのに、海外じゃ遠すぎる。一分一秒を争う事が現実に起きる。
あの地震後、衣食住を海外ばかりに頼っていくのは危険だと感じました。
きっと誰もが根底で感じていると思います。
国内でできることは国内でやった方がいい。いや、やらなければならない。
少し偏った考えかもしれませんが、それが、国産に固執する理由です。

Tシャツボディの開発を続け、成長させていきます

これからも日本製のTシャツを開発していき、種類を増やしていきます。
レディースや、ラグラン、長袖など開発していきます。カラーバリエーションも増やしていきます。
開発は0からおこなうので時間がかかるかもしれませんが、
自信をもって提供できる品質を生み出していきます。
スーパーマーケットに置いてある野菜みたいに、どこで、誰がつくったのかを、
自信をもって堂々といえるブランドに成長させていきたいです。